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​年間詩集ふくい2022が発刊されました

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年刊「詩集ふくい」2022が発刊されました。

1985年の創刊以来、今回で第38集目になります。

今回は福井県詩人懇話会の会員を中心に県内外から45人が参加、49編が寄せられ、この間に死去された会員の遺稿を合わせ51編を掲載しました。

やはり、会員の高齢化にブレーキはかかりませんし、作品を提出なさらない会員も増えています。10月17日に、渡辺本爾代表をはじめ役員の手で、寄稿者への発送を行いました。
 今回も、詩人懇話会が主催して2021年11月25日に、福井市の県教育センター大ホールで開いた「’21ふくい詩祭」の詳細な記録を収録しました。
「角」の金田久璋、「青魚」の千葉晃弘「果実」の黒田不二夫、「水脈」の笠原仙一ら会員のほか「木立」の今村秀子さん、「縄文」の山本絹江さんらをパネリストにシンポジウム「県内の同人誌の現在」が龍馬篤朗会員の司会で進行されました。これを受けて、福井市出身のH氏賞受賞詩人で「現代詩手帖」の2020年「詩誌月評」を担当した中島悦子氏が「全国同人誌の現在」をテーマに講演しました。シンポジウムと講演で、県内の詩を含めた文芸同人誌の現在とともに全国的な傾向が分かる内容となりました。
「詩集ふくい2022」収録作品】
・月  青山 雨子
・一人で木を燃やす  赤木比佐江
・今も呻吟(さまよ)い  朝日 信子
・映像/にくまれっ子  有田 幸代
・大名行列  上坂千枝美
・Magritte Sky  大竹 雅彦
・未熟者ですが  刑部あき子
・手  下々味万九郎
・もっと自由に  笠原 仙一
・日ノ巡リ。雨ハクログロト地ヲ…  賀家 嘉基
・抱擁/傘かしげ  金田 久璋
・おぼろ月夜  神内 八重
・感情と理性  川口 田螺
・わたしとあなたのソネット  川嶋 悦子
・東京スタジアム開場60年  川瀬 新一
・喜びや幸福の其処に  川村 信二
・秋明菊を  黒田不二夫
・重し石  小泉  強
・時差  佐野 周一
・夏祭り  杉村 敏隆
・宇宙の夢  黒田丸沈潜
・川霧  瀧本めぐみ
・平和を願うのは  龍野 篤朗
・雪の日のトランペット  立石百代子
〈ブーメランといつまでも〉より ある情景 たべ たけみつ
・口ぐせ  千葉 晃弘
・宇宙と地球  千葉 吉弘
・溶け合う世界  とくし ともこ
・かくれんぼ  友清 恵子
・詩集を編んで 中林千代子
・切子  西田 昌弘
・閉鎖空間  西畠 良平
・カノンロック  野尻 益子
・ゴイサギ  浜本はつえ
・あめんぼ  半田 信和
・狐の嫁入り  前川 幸雄
・菩提林に車を止めて  柾 あずさ
・やっと。もう。一年にー。
―亡妻の一周忌にー  まつうら まさお
・SF小説から  三日月一弘
・みんな 生きている 森川りょうこ
・乗り掛かった船  山口 万喜
・結び目を解く  山下 愛子
・愚鈍  山田 清吉
・銘石  よしいけ道
・ど壺にはまってトッピンシャンと 渡辺 本爾
【遺稿】
・でんでんむし  こじま ひろ
・深夜に  吹矢 正清

 

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